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小林正樹の森羅万象

自社の歴史を知る

総理大臣に一番必要な資質とは何でしょうか?
国家運営の哲学つまり、経済財政運営の哲学、外交・軍事外交の理念、教育の基本方針、産業育成の考え方…等々あると思いますが、一体何でしょうか?
 
私は「国を愛する心」だと思います。
最近の総理大臣を見ると「国を愛する心」に疑問符が付く人物が多かったのではないかと思い至っております。
国家運営の哲学の前に「国を愛する心」。これに尽きると思います。
 
我々の企業経営で言えば、経営の理念・基本方針は勿論であるが、その大前提に「自社を愛する心」が無ければならないと言うことです。
「自社を愛する心」が無い人が社長に・・・
そんなことが国家レベルで起こってしまった。これが日本の現実です。
 
ですから私達は先ず自分の会社を愛しましょう。
そして自社を愛するために大切なことは、自社の歴史を知ることだと思います。
先代の話・先々代の話を聞き、その苦労や経営に取り組んできた姿を理解しシェアすることが大切です。
特に戦争の時や大不況の時のご苦労、また創業時の資金繰りの苦心などを含めたご奮闘等を聞くことは最重要なことです。 
 
自社の歴史を知ることにより、より深く自社を愛する心が湧き出てくるものだと思います。
従ってまた、我々は日本国の歴史(特に明治維新からの)を知る必要があるのです。
国の歴史を知ることにより国を愛する気持ちが高まるのです。
 
 
 
 

天は自ら助くる者を助く Part2

日本航空は政府が助けてくれました。
北海道拓殖銀行以外のメガバンクは、国の低金利政策により結果的に国が助けました。
 
企業は巨大になったり、公共性の強いものになると国が救ってくれます。
しかしそれ以外の企業は誰も救ってくれません。
助けてくれるのは自分だけです。
つまり我々の企業は我々自身が守るしか手がありません。
ですから経営者は懸命です。
自分たちしか自社を守る者がいないからです。
自社の為なら命がけです。
『天は自ら助くる者を助く』です。
 
国はどうでしょうか?日本国は誰が守るのでしょうか。
そうです。日本国民です。
しかし、日本国民は命がけで国を守ろうと思っているでしょうか?
少々疑問があります。
 
中国はどうでしょうか?韓国はどうでしょう?
「命をかけて国を守る」と言う人が日本人より多いのではないでしょうか。
統計を見た訳ではないですが、そんな気がします。
 
例えば尖閣諸島については、中国の人は命がけで奪おうと思っているのではないでしょうか?
日本人は命がけで守ろうと思っているでしょうか?
竹島については、韓国の方々は命がけで守ろうと思っていると思います。
日本国民は命がけで取り戻そうとしているでしょうか?
尖閣に中国の方が上陸したように、竹島に船で上陸しようと試みる日本人がいるでしょうか?
私は尖閣はいずれ中国のものになってしまうのではないかと大いに危惧しています。
命がけの度合いが全然違うように感じます。
竹島は既に韓国に占領されています。
企業も国も同じです。
『天は自ら助くる者を助く』・・・かみしめたいと思います。
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